Q 健康保険証適用だけの診療でも大丈夫ですか?
A もちろん健康保険証でできる範囲のみの診療も可能です。
Q 数年前に行っていた歯科医院より保険の支払いが高いのですが、、、
A 不景気から来るGold価格の上昇、物価指数ならびに労働最低賃金も年々上昇しております。それに伴い年々保険点数も改訂されます。保険点数は全国一律決められております。
Q なるべく削らず 抜かず 痛くなく治療できますか?
A 気持ち的にはそういたします。どの歯科医師も初めから痛くやってやろうなんて思わないでしょう。削って感染部位を取り、歯面の新鮮面をだし内面処理しないと接着はできません。誰が診ても、痛い(体調が悪い)ときに初診でお見えになれば、1〜2日きっと痛みは引かないでしょう。ダメだったと翌週に他院に行って痛みが引いたりすることがあります。実際には何もしなくてもとりあえず強い痛みは引いたかもしれません。できるだけ保存に努めます。でも、やっぱり抜歯というと診断することがあります。イヤだということであれば、多少の痛みと付き合いながら、治療をお願いします と言われるまでお待ちしております。リピートレストレーションサイクル を 遅らせるという考え方でやっております。
Q 保険証がないのですが、、、
A 保険医療機関では、月末で締め翌月10日までにレセプトの提出を行なっています。
保険証が発行されましたら、できるだけ早めに提出してください。
いったん10割でお支払いいただください。保険証の確認ができた時点で自己負担分を計算し清算いたします。
また本当に保険証がない無保険の方は、自由診療となります。
まず市町村の国民健康保険に加入できるか市役所窓口で確認してください。
自由診療の場合
診察料20,000円(税別) と 別途 補綴代 材料代(税別)を請求いたします。キャンセルされた場合は、キャンセル料5,000円(税別)もいただきます。
Q 選択理論心理学とは何ですか?
A 現在の院長の考え方の一つ。ウイリアム グラッサー博士が提唱した考え方。
人生の選択は、その人自身が毎日無意識のうちにおこなっています。
人の行動は 他人から言われる外的動機付け ではなかなか行動は変えられません。
参考図書 北風と太陽
選択理論を活用しながら、他の患者さんにも配慮していただける患者さんで溢れるクリニックにしたいと考えています。
こどもさんが泣いているので、転んでぶつけて血が出ているので、私待ってていいからそっち先に診てあげてとやさしい患者さんが集まってきます。
昨今とてもとても忙しいご時世になってきました。
多くの方は、今日よければ 今よければ 私さえよければ と考えがちです。
世の中自然現象として 類は友を呼ぶ つるみの法則 パレートの法則 2:8 でできているのです。
相手のことも考えていただける患者さんを大切にしていきます。
自分は少しくらいおくれても大丈夫だろう(次の人に迷惑がかかるかもしれない)、
今日はキャンセルしても大丈夫だろう(損失がでているかもしれない)その次には予約をなんとかねじこめませんか?と
ですから、ごく一部ではありますが、当院と合わない患者さんもお見えになることは仕方がないことと考えております。
例1
ある患者さんが、仕事または塾があるのでその時間に来られないので中断、
あるいはキャンセル という選択をしたとします。その週に処置しないと、来月では処置が虫歯などの症状が悪化して手遅れになり抜歯になるかもしれません。
無意識のうちに、本当は自分の健康な歯は1本何十万円以上の価値があろうと思われますが、仮詰めのまま急に入った予定(飲み会 ゴルフ アルバイト)を選択しているのかもしれません。
例2
ある患者さんへの説明で、親知らずが痛いと来院。
基本的に抜歯をお勧めいたしますが、治療の選択決定権は患者さん自身にあるということです。
もしかすると 麻酔のアレルギーまたは貧血、顔が腫れたり、術後出血、知覚麻痺、舌のしびれ、ドライソケット 顎骨壊死など起こりうるリスクについてお話いたします。
リスクについてご理解いただけない場合には、このまま痛みと付き合うことになるかもしれませんが経過観察としています。
もしくは高次医療機関への紹介状を持って行っていただくかを選択していただくということになります。
当院では 長いおつきあい 健康長寿 を第一優先に、そしてメタボリックドミノの上流に歯科があり 健康長寿はお口の健康から と考えています。
勉強しろといわれてする人はいません。、、、になりたいから、努力するのです。
歯ブラシしろといわれて、、、そこまでがんばれません。これは外的動機だからです。
昔の人も やってみせ ほめなければ人は動かじ ということを言ったものです。
選択理論に出会い、自分自身健康で長生きしたいという目標があるからこそ 本人が努力して通ってくれるようになることがわかってきました。
我々は、健康長寿はお口からをコンセプトに 地域住民の方のお口の健康をサポートすることで、地域貢献していきたいと考えております。
健康で長生きしたいとの目標を持っていただいて、タバコもやめ、規則正しい生活になり、会社のためだけに働くことよりも 自身の健康管理に重きをおきましょう。
どうせがんばって働いても半分税金の世の中です。
患者さんから保険治療費を4,000円いただいても、社会保険支払い基金から源泉徴収され、所得税、市民税 固定資産、結局 数百円しか手元に残りません。
診療最後の時間に診療が延長したら、保険診療だとスタッフへの残業代が発生し、赤字ということをご理解くださいますようお願い申し上げます。
いいかえれば、高いセラミックに価値があるのではなく、もともと健康は買えないので、あって当たり前の天然歯をキープすること 健康が最大の価値なのです。
世の中形あるものは、すべて経年劣化します。目的目標があれば、気持ちがかわります。そしてあなたの行動が変わります。そして定期検診が習慣になり、人生もかわるかもしれません。
自己の健康管理を優先され 自分の生活のリズムに定期検診を組み込んでいただき、年次有給休暇を取得して定期メインテナンスにおこしくださる方もお見えです。
仕事が忙しいと、そのまま虫歯を放置される方も多く見受けます。是非とも社長さん社員が歯が気になって仕事の効率が落ちたり、ミスをしたりしているかもしれません。
定期検診で通っていただく方が、仕事を休む時間も少なくて済むかもしれません。痛みなど何かないと歯医者さんに行かない というのもあなたの選択なのです。
昨今、歯医者さんというよりは、かかりつけ歯科衛生士さんという感覚がでてきました。
痛みなどの自覚症状が我慢できなくなってからの処置は手遅れ(抜歯すればいいのですが)になることがあります。
実はあとで、なんとかなりませんかというのもそういう方に多い傾向にあると思います。
一宮苅安賀歯科クリニックでは、お口の中をきれいに保ち(プラークコントロール)、歯周病 虫歯を予防したいという方(自身の健康へのプライオリティが高く、内的動機されている)がますます増えてきており、深く感謝申し上げます。
そういった方々を応援支援し、忙しい現代社会において予約時間よりもかなり待たされるということは、なるべくないように精神誠意努力いたしております。
<選択理論 応用問題>
1 内的動機づけだけの方であふれる医院 と 2 外的動機づけだけの患者さんの医院 の
どちらが スタッフの勤続年数が上がり、初診で訪れる人の満足度が高いでしょうか?
どちらが 治療計画どおりに進みやすいでしょうか?
どちらが 健康で長生きする人が増えるでしょうか?
選択理論について ここまで読んでくださってありがとうございます。